自分でできる風邪対策10
① 足湯 【効果1000】
なるべく熱いお湯に両脚を入れる。20分で汗が少しにじんで出て来れば終了。疲労と免疫力向上に著効。その他万能の民間療法。注意すべきは、お湯は膝になるべく近くまで来る容器を買うこと。足のくるぶし上では効果は30%に落ちます。
何事も指示通りにする人は半数で、残りの半数の人は解釈して少し異なることをします。足湯の注意点は❶半身浴や太もも以下をお湯につけると効果を70%失います。❷足湯時は、上半身を暖かくして服を着たままでないと効果を80%失います。繰り返します。お湯に浸かっている皮膚と浸かっていない皮膚の「温度の落差で効果」が出ます。中途半端はダメです。
② ポッカレモンティーでうがい&飲む 【効果600】
やや少なめにカップに作り、うがい3回分を別カップに取り少し冷まして(もしくは少しだけ水を加え)温かいうちにうがいをする。3回でも劇的に効く。残りはハチミツやジャムをたくさん入れて最初に先ず飲む(コーヒー党の人はその後にコーヒーを飲む)。
朝が一番おすすめ。喉が痛いと自覚がある時は既にEレベル。無自覚で悪いことが春から夏にかけて多い。
③ 棒体操第5 【効果500】
風邪の時は最低30回。途中で休む場合60回まで可能。
④ 棒体操第1 【効果300】
風邪の時は最低50回。ユックリ左右に倒すだけで咳が出る。咳は出るほど効く。咳は出た方が良い。咳止めの薬は漢方も含めて厳禁☠️。劇薬です。
⑤ インガ医学独自のツボ(赤い丸印) 【効果400~500】
どちらかの足の痛い方のこの場所(中指と薬指の間、付け根から約2cmのところ)を、強く押さないで「ごく弱く」1~3分ほど押してください。弱くないと効きません。両方押すと効果がジャスト半分になるので、痛い方だけを押す。
⑥ 1円玉療法 【効果400〜700】
脚のツボ「豊隆」に1円玉を10時間貼る。
左右どちらか押して痛い方に貼る。両方貼ってはいけない。ツボの場所もよく工夫して探し当て(ネットでもみる)、1円玉を貼る時は1円玉の汚れを拭き、固定には絆創膏を使うか、市販の医療用テープを使う。寝ている間に落ちやすいので注意する。痰や咳に劇的に効くのでやってみる価値あり。
⑦ 両脚の内くるぶしと外くるぶし
タオルをくるっと巻いてお団子の3個分くらいの柔らかい玉(直径3センチから4センチ)を作り、そう熱くなてくて良いので お湯に浸し 3分ほど左足左右の踝の中央をやったら もう3分くらい右足左右の踝の中央を温めます。
そう熱くしなくても効きます。途中でまた熱くし直す必要はゼロ。そこそこ暖かくなれば、【3分で風邪に効くこの世で一番早く風邪が治せる方法】です。
⑧ 両足指の甲さすり=医療用体操の(5) 【効果300】
手の親指で足の指左右10本の甲を弱くこする。手元から爪の方向に縦にっする。必ず軽くさすること。片足3~5分行う。
⑨ 亜鉛をのむ 【効果150】/ 梅エキスをのむ 【効果300】
- 亜鉛は原則1日一錠。夕食後がお勧め。喉がひどい時は、夕食後1日一回1~2錠×3日間飲んでもOK。
- 梅エキスは一回大豆二つ分をお湯に溶かして飲む。
⑩ 各種指圧
(1) 鼻の横を軽くさする 【効果150】
両手の中指の先を目元に当てて、そのまま鼻の側面を、中指の腹で、上下に軽くさすります。指先は目元から口元まで、上下に指の腹で軽くさすります。上下に36回を1セットとして、3セットまで。力を抜いて軽くさすることが重要。
『まさつ経穴健康法 』青春出版社(1998年初版)
(2) 鼻の下をさする 【効果150】
人差し指を鼻の下に当てます。そのまま左右に36回、指の腹で軽くさすります。36回を1セットとして、3セットまでくらい行います。最後に鼻の頭を親指と人差し指でつまんで、揉みながら12回グリグリ回します。
『まさつ経穴健康法 』青春出版社(1998年初版)
(3) 後頭部まさつ 【効果150】
両手の指を、後頭部の生えぎわのくぼんでいるところに当てます。その生えぎわから首筋まで上下に軽く動かします。上下に動かしながら、左右に移動して首の横から首の後ろまでを、力を入れないで軽くさすります。 36回を1セットとして、多くて5セットまで。
『まさつ経穴健康法 』青春出版社(1998年初版)
(4) 両脚の「足の三里」 【効果150】
両手の親指でギュッと押し、離してまた押さえる。片足20回。
(補遺) ニンニク 【効果150】
❶一株をそのまま揚げ一回で半分を塩で食べる ❷鍋物にニンニクチューブをプラスする ❸スガキヤラーメンなどにニンニクチューブをプラスする
参考:生姜は風邪には無効。
- 風邪薬は身体が実の人は「葛根湯」は可。虚の人は市販薬「ルル」、効果は100。抗生剤は効く場合は150(下記参考1)、平均して風邪に対する抗生剤の効果は70。卵酒の効果は60。風邪に効くサプリはなし。
- インガ医学推奨:大人10回分
【指定第2類医薬品】新ルルAゴールドDXα 30錠 ※セルフメディケーション税制対象商品
- 参考 1
今回あえて「抗生剤を風邪の時に飲むのは効くのか?」を調べると、私がちょうど50年前、横浜港からロシア船でウラジオストック&シベリア鉄道経由で留学で渡欧した時、あまりにも風邪がひどく、お医者さんにかかると抗生剤が出ました。
若い私に抗生剤がどれだけ効いたのか? - チェックすると、意外にもジャスト150くらい効いていました。医学的理論上、抗生剤は細菌の炎症にしか効きません。ウイルスには全く無効です。ウイルスに効く薬はまだこの世に存在しません。
しかし推測ですが、このようにウイルスには効かない抗生剤も、体内の細菌による炎症を抑えて免疫を助けることはできることがあります。間接的にウイルスに効くことがあるようです。もちろん抗生剤で免疫力が上がるわけではありません。
- 参考 2
私はこれまで「何をしても治らない風邪」に陥ったことが人生で2度あります。なぜ治らなかったのか?
なぜ1週間以上寝込んだのか?なぜ足湯をしても治らなかったのか?答えは今だからいえます。
答えは
❶手当が手遅れだったから。風邪はとにかく初期治療が原則。1日無理をして悪化させると治る日数が3倍以上になります。結局無理が1番大敵。
❷当時ほとんど睡眠を取らないこともよくあり、疲労が激しすぎて、まずは寝て体力を付け免疫力を上げないといけなかったから。
いくら薬(喉が痛いとムコダインを処方してもらって良いと考える人は皆アウト)を飲んでも休まないと無理。ちなみに喉の炎症の時処方されたムコダインの効果は同じ基準で調べると70。
医療機関は十分信用したら(70%)、自己判断の余地を残しておきたい。熟慮して活用することが重要。
- 参考 3
電気敷き毛布は、たとえ5,6月になって昼間暑くなっても必ず「目盛り1か2の状態」に電気を入れておきます。「電気を切った冷たい状態」と「ほとんど熱を感じない目盛り1,2の状態」の差は、実は頭で考える以上にとても大きいのです。
就寝中の午前4~6時あたりに基礎代謝が落ち体温も同時にドーンと落ちるからです。5月連休明けから6月下旬までの「夜冷える時期」は、かならず電気敷き毛布をオンにしておきましょう。すっかり暑くなるまで電気敷き毛布の電気は切らないでおきましょう。
- 参考 4
風邪になる人は今の時期「冷え(肩口)」からですが、電気毛布の温度が高いと、寝るときはそれで良くても、実は寝込んでから「設定温度が高すぎて指やその他の部分が痛くなる」ことがあります。低温火傷ではない「痛み」です。これは「設定温度が高すぎる」からです。つまり、「冷えた脚を温める目的の温度設定」をするからダメなのです。そこから5度低くしないと、「寝込んでからの暖まった足に適した温度」にはなりません。「寝る時を基準に考えるのが間違い」の原因です。盲点です。お気を付けください。