★コロナが猖獗を極めています。これまで30人以上治療してきた臨床からいえることをまとめてみます。
- コロナは三期に分けられることはHP(役立つ情報)に掲載しました。
- コロナにかかったときの症状の重い軽いは「その人固有の体調」で決まります。途中山ほど議論が分かれますが、インガ医学の何十人もの「臨床結果」(医学ではコレがもっとも重い証拠)から出たのがコレです。結論は「人により全く症状も経過も異なる」です。
- 以下のあるコロナにかかった患者さんとインガ医学とのやりとりです。百出の議論も結局コレにつきます。
(患者さん)職場でもだんだん罹患者が増えていますが、どうも私たちほど寝込んで長く苦しんでいる人があまりおらず、症状が軽いです。ワクチンがそれなりに効いているのかなと思います。私も主人もワクチン打っていないので、結構きつかったのかもしれません。
- (インガ医学)いや そう簡単に推測通りにいかないです。そういう面+以下の点です。コロナの患者さんをインガ医学で何十人も知っているのですが、接種していてもきつかった人などザラです。おとついある家族を3人立て続けにコロナの治療しましたが、この3人の方は治り方がめざましく早く、一晩でけろっとしました。接種はしていません。こういう差はどこから出てくるのか。チェックでは、個人個人のストレス(免疫力を直ぐ左右する)や身体的弱点によります。3回打っていても普段からストレスがある人と仕事を無理していた人、及び65歳以上の人はひどくなる傾向が激増します。
- (インガ医学)ご主人はもう明らかに普段から無理しておられたからひどくなるのは100%予測できます。ご自身は自分のことなのでおそらく推測ができないでしょうが(誰でも人のことは見えるが自分のことは見えない)、ご自身はどう考えても人生この時期一番無理して頑張っていました。必死に働いていたし、とにかく睡眠がめちゃくちゃ浅くてどうにもならないレベルでした。ですから単純な観点(接種したかどうかなどの視点)からパッと事情を切る事は絶対に不可能です。いくらそういう証拠が周りにあるように見えても、奥に入れば全く事情は異なります。とにかく人の免疫と言う点に心が行かない人はそういうことを考える資格はありません。
- 私どもは世界中同じ発想ですが、「どこどこにいったからその時感染した」「地下鉄の空気が異常だった。あのとき感染したに違いない」・・・と考えます。たまたまテレビをその時見ていたのですが、ある医学博士が感染者の乗船している大型客船内の映像を見て、「あっ、あの防護服の人、今手袋をあそこに捨てましたね。あれはウイルスが移ります」といっていました。これらの議論はすべて「外の世界」にウイルスがいるという発想です、いくら知識があっても、いざとなったら臨床を無視します。
- 実際に起こっていることはなにか? ウイルスがいるところはボンヤリ濃淡があって、人の多いところにはやや多く少ないところはやや少くなるのですが、真実は「どこにでもいる」です。「コロナはどこにでもいる」というとき、外だけのことが浮かぶ人はアウト。内なる身体の中にもウジャウジャいる、ということが浮かべばOK。
- その証拠が以下です。このあいだお電話があって「息子がどうもあやしい。さっき検査したところでは陰性と出たのですが」という電話でした。検査は2,3時間ほど前のことのようです。その時とっさの返事は以下です。インガ医学「うーん、検査は陰性ですが、そこが難しいのですね。その検査した後直ぐに陽性になった可能性があります。明日午後一番で再検査をお願いできませんか?」
- これを読んで皆さんは、先を読まないでどういうことだろうか、推測してみてください。
いつも聞き慣れていることでも、いざ現場に立つと訳がわからなくなります。これが「臨床」なのです。
- その翌日昼過ぎコロナの再検査を受けられました。そしたら「陽性」でした。これはどういうことかわかりますか?私が言い続けていること二点がシッカリ腹に入っていればわかることです。先ほどのある患者さんとの対話を思い出してください。
- 何が起こっていたのか? お電話を最初に受ける前にコロナの検査をしたとき、ウイルスは免疫に押さえ込まれていて陰性だった。その直ぐ後お電話を受けた時には、コロナウイルスに免疫が負けて陽性になっていた。つまりコロナウイルスと免疫が綱引きして負ければ陽性、勝っているときは陰性と出ます。コロナウイルスは喉から胃から気管支、肺、腸、膀胱、すべて至るところに常時います。その他のウイルスも常にいます。身体中にウイルスがいるまま、免疫が勝っている限り陰性で、出たり入ったりしていません。実際には自分の身体は外界そのものです。一応内外に分けてみただけです。ウイルスは外にいながら、常に自分の身体の中にもいます。しかし「自我欲の力」で見るから、「ウイルスは外にいてそれが私の身体に入ってくる」という誤謬に陥るのです。
- ここまで読まれたら、ウイルスに関して真実のうえに立っています。それマスクだ、トイレの蓋をしろ、手を洗え(界面活性剤は少し有効)・・・と、ワーワー無意味なことばかりいっていることに気がつかれるでしょう。出たり入ったりという報道ばかりです。
- とにかくなぜコロナにかかったのか?答えはインガ医学の臨床で出ています。それは個人個人の事情が異なり、❶極端に身体に弱点があるひと(①睡眠が浅い、②刺激に弱い、③疲労が蓄積、④高齢者の4つ) ❷仕事で無理をしている人 ❸自己免疫力がいろいろ事情が重なって弱体化している人、だいたいこういう人はコロナにかかりやすくなります。予防接種の効果の有無の関わり方は、全体に起こっていることの中で、0~マックス30%までです。マックス30%(軽減)良い影響を受ける人は全体の25%くらいで、全く効果がない人も同じく25%位あると推測します。あくまで推測です。